幹細胞化粧品とは一体何か

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近年注目されている幹細胞化粧品について書いています。

肌の老化は年齢を重ねることによって進行します。今ところ老化を完璧に防ぐ薬品というものは開発されていませんが、近い将来もしからしたら実現されるかもしれません。
今スキンケアにおいてそれにもっとも近いといわれているのがこの幹細胞化粧品なのです。

通常は古い肌から新しい肌へとターンオーバーしますが、これを司っているのがいわゆる表皮幹細胞と呼ばれる細胞です。この表皮の下にはコラーゲンやエラスチン、ヒラルロン酸などがあり、これらが肌のハリや弾力を築きあげています。人間の体は約10万種類のタンパク質からできており、この細胞が分裂したり増殖し、これらの一連の動きを「代謝」と呼んでいます。年齢を重ねるとこれらの働きが鈍くなり、代謝が悪くなることによって角質がはがれにくくなり、シミやくすみといった老化現象として肌の表面に現れるのです。

幹細胞の研究は、昨今のノーベル賞でも見られるように、日本はそのトップを走っています。再生美容の分野においては肌の老化の根本的な原因である細胞の衰えを改善することで美肌を再生しようという療法が広がっています。この治療に使われているのが幹細胞培養液と呼ばれるものです。
これは幹細胞を培養するときに幹細胞から分泌される液体で、特に美肌の再生治療に用いられているヒト脂肪由来幹細胞培養液に当たります。このタンパク質成分にはサイトカインと呼ばれる細胞活性の情報伝達物質が豊富に含まれており、肌の老化を防いだり、肌組織を再生したり、スキンケア以外にも頭髪の発毛促進やなど様々な効果を発揮する高機能性生物素材です。
このヒト脂肪幹細胞培養液は化粧品として流通しており、日本でも販売されていますが、効果な化粧品ですのであまり手が届かないといった点が難点になっています。

そこでヒト由来幹細胞に近く、コストも低いとして近年注目度を集めているのが動物由来の幹細胞化粧品です。これはヒトの皮膚幹細胞に似た幼羊の毛根の幹細胞、または羊のプラセンタ(胎盤)由来の幹細胞の2種類があります。
羊由来の成分には他の動物から抽出される成分よりも安全性が高く、栄養も豊富に含まれています。人間の肌にもなじみやすく、動物性プラセンタの場合には加熱処理によって分解されたアミノ酸がコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といったものを形成させるため、肌に有効に作用しています。

動物性由来の幹細胞化粧品としては、クリニックやエステサロンでも使用されているステムセルの濃縮液や、保湿効果・アンチエイジング効果が期待できるものなど、種類は豊富にあります。
どの美容液が自分に合うか、使用者の声やその科学的根拠などを踏まえながらチョイスするようにしましょう。

幹細胞化粧品で美しく